幸せの行方
仕事は、なんとかこなした。
こんなときだから、失敗しないように
何度も確認するから、時間がかかってしまい。
久世さんに、何度も嫌みを言われた。
やっと終わり、帰ろうとしたら
ヒロ君が、
「千佳、飯食い行くぞ。」
と、誘ってくれた。
私は、お姉さんに電話して出掛けることに
そのとき、お姉さんから、
「千佳ちゃん、来たよ。
まだ、いると行けないから
気をつけて、帰っておいで。」
と、言われて
ため息と共に怖さが甦る。
彼は、私に飽きたから、
他の女性に手を出したのに、
私から去ったから、
追うのだろうか?
嫌だ。
ヒロ君は、私に何かあったと
すぐわかったようで
「話せ」
と、言われた。
私は、すべてを話した。
今日彼が来たことも含めて
ヒロ君は、
「帰りは、毎日俺が送るから
待ってろよ。」
と、言ってくれた。
ヒロ君は、優しくて
いつも、良くしてくれる。
彼にも彼女がいるが
遠距離だと言っていた。
今だけ、ヒロ君の力をかして貰うことに。
ヒロ君は、
身長も高く、ガッチリした体格
顔は、外人さんみたいに堀が深くて
洋風イケメンさんだ。
体が、でかいから、知らない人からは、
怖がられるが・・・
本当は、とても優しい。