幸せの行方
住まい

祖父の家をでる日

祖父母に、挨拶をした。

祖父は、
「社長に迷惑をかけないように
精進しなさい。」
と、だけ。

私が勤める会社は、祖父と親しい
社長さんの会社で、
日本全土に支店がある建設会社だ。

無理矢理、私を入れたのではないかと
心配であるが‥‥

入社させて頂くのだから
精一杯、頑張らない、と‥‥
思っていた。

色々考えてる間に
下宿先についた。

下宿先のご夫婦と従妹さんに
挨拶をした。

夫婦は、園田さんといい。
一階は、お弁当屋さんをしている。
2階が、下宿になっていた。


従妹の方は、園田さくら‥さん。
市役所に勤めていて、
とても優しそうな人で、
私より三歳年上だった。


今日は、私の歓迎会らしい。
園田さん夫婦を
お兄さん、お姉さんと呼び。

従妹さんをさくらさんと呼ぶことに。

お兄さんは、とても優しいくて
お姉さんは、とても面白いくて
楽しく過ごせると思った。

父、兄、木ノ内先輩にも
下宿の様子を報告した。

私の話に
三人とも、安心してくれた。

明日からは、会社の研修だ。


木ノ内先輩とのやり取りは、
私にとって、日に日に、
癒しとなっていた。
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