幸せの行方
信也の日本の家に着くが
千佳は、散歩に出ていた。
僕は、気になって
千佳を探して歩いてみる
少し歩くと
千佳がいたが‥‥
様子がおかしい。
近くに男性がいた。
僕は、ゆっくり近づいていく
千佳は、ガタガタとふるえていて
顔色も悪い
今にも倒れそうだ。
僕は、優しく焦らずに
千佳を後から抱き締めた
千佳の身体に一瞬力が入るが
僕と解ると力が抜けてくれたことが、
僕は嬉かった。
僕は、そのまま千佳を抱き上げて
連れて帰った。
千佳は、僕に身体を任せてくれていた。
可愛い千佳。
僕の天使。
どうか、ふえないで
怖がらないで
僕が、まもるから。
千佳は、僕の腕の中で
意識を失った。
僕は、千佳をそっとソファーへ下ろして
信也に説明をして
信也に千佳の心の傷を聞いた。
信也は、
「マイク。
お前が千佳に好意を抱いてるのは
わかるが、千佳の傷は深い。
お前が、いい加減な気持ちなら、
千佳に、これ以上近づかないでくれ。
俺も親父も、千佳が傷つくのは、
堪えられない。
あいつ、やっと、少しずつ笑えるように
なってきたんだ。
まだ、男には近づけないがな。」
と、言ったから
僕は、
「絶対に引かないよ。
千佳は、僕の天使なんだ。
千佳が、僕を拒絶しない限り
千佳のそばにいたい。
出来るなら、一生側にいたい。
そう思っているから
僕から、千佳を引きはなさいで。」
と、信也に言った。