幸せの行方
マイクは、顔をクチャクチャに
しながら、私を抱き上げて
くるくるまわす。
「あぁ、ちか、最高。
やっと、やっと。
僕だけの千佳になった。
ありがとう。」と
私も、
「マイク。
今まで待っていてくれて
ありがとう。」
と、言うと。
マイクは、私の左手をとり
薬指に指輪をはめてくれた。
私は、自分の左手を空に向けた。
キラキラ光って
「綺麗!!ありがとう、マイク。」
と、マイクの頬にキスをすると
マイクは、びっくりした顔をしたが
マイクから、唇に啄むようなキスを
なんども、されて
真っ赤になる、私だった。
「千佳。
今日は帰したくない。
よい?」
と、言われ
恥ずかしいけれど
千佳は、コクンと頷いた。