【完】恋の授業を始めます。
Lesson8 本気【朔夜side】
あれから高槻さんの顔を見づらくなってきた。
「これも恋なんかなー。」
そんなことを考えながら購買に向かった。
「あ、あんパンある。」
手を伸ばそうとすると、誰かの手が重なった。
「あ、すいま…「あ!」
隣を見ると、そこにさっきまで考えてた人の姿があった。
「暁君!」「高槻さん!」
うわ〜顔合わせづらい。
「購買なんだ、高槻さん。」
「うん。あ、あんパンあげる。」
え?そこ男子が譲るとこ……