【完】恋の授業を始めます。
___________.................廃墟の工場前
「ここか・・・」
目の前にある工場は、不気味な雰囲気を物語っている。
足を引いてしまいそうだが、高槻がここにいると知ってる限りそれはできない。
ゆっくりとドアを開け、中に進む。
扉がギィッと音を立てる。
「高槻・・・いるか?」
広い場所に行くと、中央には高槻がいた。
腕と足を縄で縛られ、口はガムテープで塞がれていた。
「高槻!!!!!!!」