【完】恋の授業を始めます。
「この前・・・あぁ、告白の。」
言うんだ、ちゃんと・・・
「私は、暁君に告られて正直動揺した。こんな私のどこを好きになったんだろうって。」
「暁君の告白はすごく嬉しかった。でも・・・」
私は大きく息を吸い、言った。
「ごめんなさい。私は、暁君の気持ちには応えられません。」
「・・・・・・・・」「・・・・・・・・」
しばらく続く重い沈黙。
でもその沈黙を破ったのは、暁君だった。
「はは、何だやっぱりか。」
・・・え?