【完】恋の授業を始めます。
俺は、花音と一緒に近くの公園に入った。
花音にも、俺の今の気持ちを伝えたかったから。
公園は薄暗く、人通りも少なかった。
公園には俺たち2人ぐらいしかいなかった。
「ちょうど良かった。俺も話したいことがあったんだ。
花音は下を向いたままで、顔を上げようとはしない。
「ごめんなさい!」
いきなり謝って、俺は思わず顔を顰めた。
「ど、どうしたんだよ、急に・・・!」
「私、馬鹿だった・・・。」