【完】恋の授業を始めます。

まぁ、あまり深く考えないようにしよう。


「どうしたの?恵奈。」


「何でもない。メイクは私の使えばいいから、服買いに行こう。」


「うん。」


そして私たちは、いろいろな女子向けの店を転々と周った。


最後は、ショッピングモール一女子に人気のお店・Honeysに向かった。


「ちょっと、これ着てみて。」


「えぇ~~、私には似合わないよー。」


はい!?何を仰います!?


「今宵、安曇君のデート、成功させたいんじゃないの!?」


「でも~~」


「あぁぁぁ、もう!つべこべ言わずに着て!」


そう言うと、今宵は試着室へ向かった。


しばらくして、今宵はカーテンを開けた。


「ど、どう?」


やば、何この子。


「・・・恵奈?」


「・・・可愛い。」



「・・・へ?」








< 212 / 284 >

この作品をシェア

pagetop