【完】恋の授業を始めます。
「でも良かった、こんな美味しいもの食べれて。」
そう言って微笑ましくクレープを食べる今宵を見てて、少しフッと笑った。
すると今宵の頬にクリームがついてるのをが見えた。
「今宵、頬にクリームついてる。」
「え、どこ?」
少し戸惑ってるようだったので、俺は手でクリームを取り、そのクリームを口に運んだ。
「ここ。」
真っ赤になる今宵を見て、首を傾げた。
何で顔赤くするんだ?
「あ、ありがと。」
「あぁ。」
クレープを食べて歩いて帰った。
「結構遅くなっちまったな。」
心配だから、今宵を家まで送った。
「そうだね。でも、今日すごく楽しかったなぁ。」
今宵が喜んでくれてるなら、良かった。
そんな風に喋ってると、既に今宵の家に着いていた。