【完】恋の授業を始めます。
「お前今、俺を心配させるなんてダメだなぁって思っただろ。」
え!?何で分かったの!?エスパー!?
(↑そこまでではないだろ)
「分かんだよ、顔に書いてある。」
うそ・・・。そんなバレバレなのかな?
私は自分の顔を少し触ってみた。
「彼氏が自分の彼女を心配するのなんて当たり前なんだから、もうちょっと俺に甘えろよ。」
「・・・っ!///////」
今、胸がきゅーってなった。
「うん、ありがとう。」
そう言うと、賢人君はニコッと笑って、立ち上がった。
「じゃあ手当て終わったし、戻るか。」
「うん。」
私は賢人君と一緒に、体育館へ戻った。