【完】恋の授業を始めます。
高槻さんは少し考えると、すぐに頷いてくれた。


「じゃあ、行こっか。」


数分歩いてやって来たのは、学校近くの大きな公園。


噴水や遊具なとがあり、子供に大人気の公園だ。


「ここ…。」「俺のお気に入りの場所。」


噴水は出てるけど、子供連れの親は少ない。


近くのベンチで腰を下ろす高槻さんに「飲み物買ってくる」と言って、公園の側の自販機で買った。


座ってる高槻さんに冷たい水を渡した。


「あ、お金…。」「いいよ、この前酷いこと言ったお詫び。目、それにあてて。」



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