【完】恋の授業を始めます。
「おはよう、恵奈。」


「何か今宵、昨日から笑うようになったね。前は全然だったのに…。」


確かに笑わなくなったのっては、母が死んでからだと思う。


「ちょっと、良いことあってね。」


「え⁉︎何良いことって、気になる〜教えて!」


「そのうちね。」


「えぇ〜⁉︎ケチー‼︎」


そう言って頬を膨らます恵奈。やっぱり可愛いな〜。


「あ、朔夜!早く早くー!」


恵奈が手を振る方にいるのは、暁君がいた。


「朝っぱらからでっけー声出すな、恵奈。」


「どうせなら、3人で登校したいなーと思って!」






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