【完】恋の授業を始めます。
ーーーーーーーー・・・・・・現在
あいつといると、気持ちが自然と気持ちが軽くなる。嫌のことなんて全部忘れるくらい。
「返事、早くしねぇとな。」
いつまでも待たせちゃいけないだろうし。
っていっても、何て言えばいいんだろう。
そんなことを考えていると、窓側に生徒がいっぱい集まっていた。
何かあったのか?
「賢人、一回教室出よう!」
俺にそう叫んだ朔夜。
何だ?慌てた顔して。
「おい、あれ鈴木花音じゃね⁉︎」
今…鈴木花音って言った?
聞き間違いだと思った。
でも校内放送で、現実なのを知った。
《2年E組安曇賢人君。御面会の方がいらしています。至急校門までお越し下さい。》
花音が…俺に…?
目線が一気に俺の方に集まる。
「安曇、行かなくて良いのか?彼女なんだろ?」
俺はその場でしばらく考えていた。
行くべきか、無視するか。