俺から離れるの禁止。
告白~真白side~
「おはよ」
「はよ」
午前7時。部活動生の私達は、朝練のために、毎日早く家を出る。
「今日も暑いね!」
「そうだな」
隣にいるのは、私の彼氏、広瀬くん。
高1の時、同じクラスになって、すぐに好きになった。
クールだけど優しくて、笑った顔がすごく素敵で。
思い切って、部活終わって、告白したら
「俺も、原野が好き」
照れながらも素直に言ってくれて。
私はびっくりしたのと同時に、たまらなく嬉しくて…