俺から離れるの禁止。
止まらない~真白side~
「ひ、広瀬くん早いってば!!!」
昇降口を降りて、ダッシュする私と広瀬くん
さすがバスケ部とだけあって、広瀬くんはかなり速い。
でも、楽しそうに走る広瀬くんを見ると
「私だって負けないもんね!」
私も楽しくなってくる。
今度は広瀬くんの手を引く私
「ははっ!なかなかやるじゃん!」
広瀬くんのこんな楽しそうな表情
久しぶりに見れた気がする。
で、でも、寄り道ってどこ行くの?
『泊まっていく?』
じ、冗談だよね、広瀬くん?
まだ私、心の準備が出来てないよ…
どうしよう、このまま私…
もしそうだったら、どうしよう!?