俺から離れるの禁止。




…まさか。まさか。

なんて思っていたら。




「広瀬くんの事が好きです」




突然の言葉に。


心臓が飛び出てもおかしくないくらい


俺の頭は真っ白で。




「え」

やっと声が出た。



「や、付き合ってとか言わないから、気もちだけ…」
「ち、ちょっと待って」


慌てて原野の言葉を遮る。



「俺も、原野が好き」


思いを伝えることができた。


< 3 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop