俺様と双子達2
でもあたしは悠陽が言い出すまで自分からは言わない。



悠陽が我慢出来なくなったらきっと言って来るから。



それまでは今を楽しもう!!



「お疲れさん。」

「あ~い。」

「お前挨拶くらい普通にしろよ?先輩モデル敵に回したらイイ事ねぇぞ。」

「黙っとけ…。いつかあんたより上に立つし。」

「はいはい。じゃ。」



悠陽の助言はもっともだと思うんだけど…。



何がそんなに気に入らないんだろ…。



「帰ろうミュー。」

「うん。」



その後は手を繋いで街を歩いた。



涼しい顔してるけどストレスはハンパないと思う…。



「何であんなに突っ掛かって来るの?」

「俺日向の息子だし。彼女美羽だし。日本でトップだし。頭イイし。仕方ねぇんじゃね?昨日は琉伊君が庇ってくれたけど…。」

「あたしが彼女だとか関係なくない?」

「あるっしょ。欲しいものは全部手に入れてるからな。風邪当たり強すぎ!!俺も大人になんなきゃな~…。」



そう言うけど悠陽は十分我慢してるじゃん…。



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