俺様と双子達2
そのまま何もなかったかのようにクラスの集合場所に戻った。



「悠陽?具合悪いの?」

「いや?眠いだけ。」

「じゃあバスで寝たら?あたし隣だし。」

「そうするわ…。」



バスに乗って窓側に座った美羽…。



気になって眠れない…。



「ミュー。」

「ん?」



こっちを向いた美羽にキスをした。



ケンジなんかにされてんじゃねぇよ!!



「悠っ!!やめっ…。」



涙目になってしまった美羽…。



若干拒否られた。



ってか気づかれたかも。



俺が感情任せにキスしたから。



「悠陽…。イヤとかじゃなくてっ…。」

「いい。オヤスミ。」



美羽の言葉を遮った俺。



俺のいただけない態度に美羽は多分泣いてた。



でも俺は何も言わないで目をつぶった。



言えない。



弁解して慰めるなんてできない。



美羽は俺んだろ。



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