俺様と双子達2
反省と戒め。



そう思う俺は甘過ぎっかな…。



「信じてる…。蒼君の事。」

「ん。」

「そんな顔しないで?笑えって言ったのは蒼君でしょ!!」

「……だな。」

「キスして蒼君…。」



英梨のその言葉のおかげで止まらない思い。



抱きしめて久しぶりのキスをした。



ニコッと笑った英梨。



俺の腕から離れて搭乗口に歩いて行く英梨の後ろ姿を見送った。



頑張るから…。



どこにも行かないで英梨だけ見てるから。



だから待っててくれ…。



それから俺は洋平に電話をかけた。



「この前のはナシ。英梨が欲しいなら好きにすればいい。」

「そうします。」

「でも、俺が戻った時に…。英梨の気持ちが俺にあったら。身を引け。」

「蒼斗さんもね。」

「わかってる。じゃ、8ヶ月後に。」

「はい。失礼します。」



信じてるからな…。



英梨…。



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