秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
俺は自分の部屋に入るなり直ぐに圭介に連絡した。
(もしもし?どうしたんだよ誠、まさか俺が恋しくなったのか?)
何て言いながらゲラゲラ笑う。
「ちげぇよ!さっき帰ってたら狂連の奴らが俺を襲ってきたんだ。」
(はっ!マジか?大丈夫なのか?)
「俺は無傷だし負けるわけねぇだろ?」
(だよな!人数は何人居たんだ?)
「五人だった!それにそいつらの一人に総長は誰かを聞いたら、その五人も最近に狂連の奴らに襲われてチームに入らされたらしいんだが総長が誰なのかもわからないらしい…
それに最後に聞いたのが、その誰かわならない総長は俺を探してるらしい!」
(はっ?何で誠を探してるんだ?)
「分かんねぇ…てか誰かも知らないしな。」
(だけど誠を狙ってるって事は相手は誠を知ってる人物だし、誠も知ってる奴かもしれないよな…。
だけど誠!こっちの情報が集まるまで一人で行動するなよ?)
「わかった…」
圭介と電話を切った後に俺は考えたが、何故チームを引退してる俺を狙っているのかも分からないし、チームとか関係なしに昔に面識のある奴なのか?
マジでわかんねぇ…
色々と考えたが、誰なのかも分からないし、考えるのが無駄だと感じた俺は明日に備えて寝る事にした。