秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
次の日の朝。
俺は用意をして車に乗ってサツキの家に向った。
だがサツキの家に着いてインターフォンを押しても返事すらない。
そして俺はサツキに電話を掛けてコールを何回か鳴らすと何故か凄い勢いで階段を降りてるのか、ドドドッと玄関まで走る音が聞こえた。
玄関の扉が開くなり
「ご、ごめんなさい!」
俺はスマホの通話を切るとサツキに言った。
「ったく…もう謝らなくていいから用意しろ!」
サツキは俺に言われて急いで着替えて用意をした。
相変わらずよく寝るなサツキは…
まぁサツキだから許せるけどな。
俺はリビングのソファーでサツキの準備が終るのを待っていたが、サツキは慣れているのか準備をするのは早かった。
支度が終わったサツキが俺の所に来たから一緒に家を出た。
サツキは俺の車を見るなり驚いていた。
「乗れよ!」
「う、うん」
そう言うとサツキは助手席に乗った。
俺も運転席に乗り車のエンジンを掛けて走り出した。