秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜




次の日の朝。


俺は用意をして車に乗ってサツキの家に向った。


だがサツキの家に着いてインターフォンを押しても返事すらない。


そして俺はサツキに電話を掛けてコールを何回か鳴らすと何故か凄い勢いで階段を降りてるのか、ドドドッと玄関まで走る音が聞こえた。


玄関の扉が開くなり


「ご、ごめんなさい!」


俺はスマホの通話を切るとサツキに言った。


「ったく…もう謝らなくていいから用意しろ!」


サツキは俺に言われて急いで着替えて用意をした。


相変わらずよく寝るなサツキは…


まぁサツキだから許せるけどな。


俺はリビングのソファーでサツキの準備が終るのを待っていたが、サツキは慣れているのか準備をするのは早かった。


支度が終わったサツキが俺の所に来たから一緒に家を出た。


サツキは俺の車を見るなり驚いていた。


「乗れよ!」


「う、うん」


そう言うとサツキは助手席に乗った。


俺も運転席に乗り車のエンジンを掛けて走り出した。


< 126 / 182 >

この作品をシェア

pagetop