秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
ハンバーグを焼いてる間にシチューを温めて、ハンバーグが出来上がりお皿に盛り付けソースを掛けて出来上がった。
私はテーブルに四人分の料理を運んだ。
「皆、出来たよ!」
すると皆はテーブルに座った。
「いただきます!」
皆でそう言って食べ始めた。
「そう言えば家の駐車場に停めてるベンツって誠のだろ?
カッコイイな!てか免許持ってたのか?」
「はい!四月が誕生日だしすぐに免許を取ったんですよ!
車は親からの誕生日プレゼントなんです…」
「普段は仕事で海外にいるし、せっかく免許を取ったし親からのプレゼントだから大事に乗れよ?
そして新しく車を買うときは俺に譲ってくれ!」
お兄ちゃんは笑って誠に言った。
「俺は車よりもやっぱりバイクに乗り慣れてるからバイクのが好きなんてすけどね。」
「俺も初めはそうだったけど車を乗り出すと慣れるぞ!」
食べながら暫くは車の話をしていた。
皆はおかわりをして、食べ終わると私はテーブルの上を片付けて洗い物をした。
リビングでは何やら三人が話をしていたがここからは何を話してるかは聞こえなかった。
洗い物が終わり皆の所に行くと、お兄ちゃんがソファーから立ち上がった。
「俺は今から伊織の所に行くからお前らはゆっくりしていけ!
じゃあ俺は出掛けるからサツキを頼んだぞ!」
そう言ってお兄ちゃんは伊織ちゃんの家に行った。