秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜





「俺がお前を助けに来た理由、分からねぇの?」


「えっ…?」


「昨日に狂連の奴らの事が落ち着いたら話したい事があるって言ったろ?
それを今から言うから!


俺はサツキが好きだ!
サツキは?」


「私は…」



私は誠と出会って今迄の事を思い出していた。


初めは怖くて、だけど誠と一緒に居る時間が増えて誠を知っていくうちに怖さとかは感じなくなって、優しい所もあったりして…。


一緒に居るとドキドキしたり…。


好きになって付き合ったんじゃなく、初めは恋人のフリをしてたから自分の気持ちに気づかなかったのかもしれない。


今だって、好きだから誠を失いたくないと思ったんだ。


私は誠が好きなんだ…。


「早く言わねぇとキスするぞ?」


「えっ…わ、私も好きっ!」


「遅えよ!」


そう言って誠は私にキスをした…。



そして唇が離れると圭介くんが近付いてきた。





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