秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
圭介の家で騒いでいたが、時計を見ると十七時になっていた。
もうサツキと光輝は家に帰ったのか?
何て思ったが、帰りに狂連の奴らに絡まれてないか心配にもなった。
そう思って三十分が経った時、俺のスマホに光輝から電話があり、俺は直に電車に出た。
「もしもし?」
(悪りぃ…サツキが連れ去られた)
「お前は大丈夫なのか!?今、何処だ?」
(サツキの家の近くの空き地だ)
「分かった、直に行くからお前はそこで待ってろ!」
俺は電話を切って圭介に言った。
「サツキが狂連の奴らに連れ去られた!
光輝がサツキと一緒に居たんだが、アイツも動ける状態なのかわかんねぇから取り敢えず先に光輝の所に行ってくる!」
「俺も行く!お前らも他のメンバーに連絡していつでも出られるように準備してろ!
居場所が分かれば連絡するから!」
「はいっ!」
俺と圭介は一緒に急いで光輝の所に向かった。