秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜




俺と圭介がバイクの方に行こうとすると光輝が俺を呼び止めた。


「誠!」


俺は振り返り光輝を見た。


「何だ?」


「サツキに伝えてくれないか、ピーちゃんは無事だって!」


「ピーちゃん?何だそれ?」


「それから…サツキを頼むな!
悔しいけどサツキを守ってやれるのは誠だけだから!」


そう言った光輝は顔は傷だらけだけど優しい表情で俺に言った。


「当たり前だろ!じゃあ行ってくる!」


そう言って俺と圭介はバイクに乗って、サツキの元へ向かった。


圭介もチームのメンバーに連絡して、市場に向かう途中でチームの奴らと合流した。


俺達はスピードを上げて市場へと向かった…。








< 157 / 182 >

この作品をシェア

pagetop