秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜



処置室から出るとサツキが椅子に座って待っていた。


「腕は大丈夫?」


心配そうにサツキは言った。


「ああ!これくらいは平気だ!
確かに痛みはあるけどずっとは続かないだろ。薬も出るし後は付け替えに行くだけだしな。」


これ以上サツキに心配させない為に、熱が出るかもしれない事は言わなかった。



「誠っ!大丈夫か?」


するとサツキが電話したのか優さんと光輝が病院に来た。


「はい!大丈夫です!それに狂連との事は解決したんで後は圭介に任せてます!」


「そうか!だけど無理はすんなよ?
学校も腕の痛みが治まるまでは休んで家でゆっくりしとけ!」


「はい!」


優さんと話た後に薬を貰って病院を出た俺達は、優さんの車に乗り、俺を家まで送ってくれた。




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