秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜




今日は金曜日。


もうすぐクリスマスだ。


俺は学校帰りにサツキの家に来ていた。


光輝も今日は試験で、受かれば免許が取れると言ってたな。


試験が終わった後はバイトに行くと言ってたし、光輝からは何の連絡もないからもしかしたら駄目だったのかな?とも思ったりしていた。


俺はサツキの部屋に居て、二人で雑誌を見ていた。


「ねぇ誠!クリスマスは何処に行く?」


「あぁ…クリスマスだけど、実は泊まりで温泉でも行こうかなと思って予約してる!」


「えっ…泊まり?」


「あぁ!ずっと週末は光輝の練習に付き合わされて、サツキとゆっくりした時間は少ないし、優さんにも許可はとった。」


「温泉かぁ…楽しみ!ありがとう誠!」


隣で嬉しそうに喜ぶサツキが可愛くて、俺はそんなサツキにキスをした。


ずっとキスまでで我慢してきたけど、クリスマスは我慢しないかもしれない。


俺とサツキが濃厚なキスをしているといきなりサツキの部屋の扉が開いた。






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