秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜



アイツらが圭介が言ってた族のヤローか。


「おいコラ!シカトしてんじゃねぇよ!
ぶん殴るぞ!」


一人の不良が俺を睨みそう言った。


「はっ?何でお前の話を聞かなきゃいけねぇんだよ!」


「んだとコラ!」


そう言って不良は俺にに殴り掛かってきた。


バカなヤツ…
俺は一瞬にして避けると相手の不良を殴り返した。


残りの不良も頭にきたのか殴り掛かろうとしていた。


「お前は走って逃げろ!」


危ないと感じた俺は、女にに言った。
だが前から迫ってくる不良達に圧倒されたのか後ろに下ったと思った瞬間に、女は勢いよく後に倒れた。


だが女の持っていた重そうな鞄が一人の不良の顎に直撃して、女の右足がもう一人の不良の股間を思いっきり蹴飛ばしたみたいで二人の不良は蹲っていた。


女もビックリしていたが、一番ビックリしていたのは後ろに居た不良で、その二人が女に気を取られてる瞬間に俺は残りの不良を殴った。


五人はその場に倒れ込んで「テメェ…覚えてろよ!」そう言って帰って行った。


「お前、二人も倒すなんてすげぇな?」


不幸中の幸いな出来事に俺は笑いが出てきた。


「あれは石ころを踏んづけたのでバランスが崩れて後ににコケただけですから。」


「だけどまさかあのタイミングの良さで二人をやつけるとかすげぇよお前!」


「はははっ…たから私はたまたまコケただけですよ!
それよりも生徒会長って喧嘩も強いんですね?」


「あれくらい普通だろ?」


それに後ろにコケるとかマジ俺にはツボだった。




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