秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜



私は家の中に入り、部屋に行って鞄を置くと莉奈にラインをしてテスト範囲を聞いた。
色々あってテストの事なんか頭になくて、授業中も初めは聞いてるんだけど気づけば少し寝ていてチャイムが鳴って目が覚める感じだった。


でも中学生と違い私は高校生だ。
赤点を取ってダブる訳にはいかない。


私は着替えるとリビングに向かい夕食の準備をした。


今日はお兄ちゃんの大好きなハンバーグ。
私は玉ねぎを炒めて挽き肉に混ぜると卵にパン粉を加えて手でグニグニと混ぜた。


形を整えて後は焼くだけになり、私はシチューを作り出した。


シチューも出来て、サラダも冷蔵庫に冷したから後はお兄ちゃんが帰るのを待つだけとなった。


私がリビングでテレビを見ていると莉奈からラインが来て、テスト範囲が送られてきた。
見るだけでやる気がでなくなるし。
他の教科はどうにかなっても数学が問題だよね。
生徒会長に二日間、教えてもらえば大丈夫かな?


そんな事を考えているとお兄ちゃんが帰ってきた。





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