秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜




勉強も終わり私は生徒会長に家まで送ってもらった。


「その姉ちゃんの服、お前にやるから返さなくていいからな!じゃあ勉強頑張れよ?」


そう言って帰っていった。


服までもらっちゃって何だか悪いな…。


私は家に入り、勉強道具を部屋に置いた。
お兄ちゃんは夕食は食べて帰ると連絡がきていたから先にお風呂に入って、夕食はカップラーメンにした。


お兄ちゃんが帰ってきたのは夜の9時過ぎて、大量にお土産を買ってきてくれていた。
楽しかったのかずっと話しっぱなしのお兄ちゃんだった。


「あっ、そう言えば光輝がこっちに帰ってくるみたいだぞ?」


「えっ?こうちゃんが?」


「ああ、光輝の家は売らずにそのままだったし、おじさんがこっちの会社に戻るみたいでさっき皆で来ていた。
来週には引っ越してくるみたいだぞ!」


「そうなんだ!久しぶりにこうちゃんに会えるの楽しみだな。」


こうちゃんとは幼なじみで、小学生の時におじさんの仕事の都合で引っ越してしまった。
こうちゃんがどんな風になってるのか今から楽しみだ。
だけどまずはテストだよね…。




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