秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
私はキッチンで夕食を作った。
うちのお父さんが単身赴任中で、1年後にしか家に戻ってこない。
うちのお母さんは私が無事に高校に入学か決まり入学式が無事に終わると、お父さんの居る所へと行った。
だから今はお父さん達が戻ってくるまで私が家事や料理をしている。
料理を作り終わった頃にお兄ちゃんが帰ってきた。
「ただいま!おっ、旨そうな匂いだな。」
「お帰りお兄ちゃん!今出来たから一緒に食べよう。」
「ああ」
私とお兄ちゃんは一緒にテーブルに座り夕食を食べた。
今日は帰りが遅くなったからオムライスにした。
二人で私が作ったオムライスを食べた。
「旨かった、ごちそうさま!」
「うんっ!」
お兄ちゃんはそう言って私の頭を撫でて、食べた食器をキッチンに持っていった。
お兄ちゃんは不良だったけど、今は真面目に働いている。
それに私には甘くて過保護だったりもする。
私もオムライスを食べ終わり、食器を片付けると、お兄ちゃんの座ってるソファーの隣に私も座った。