秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜
「そう言えばお兄ちゃんは何処に居るんだろ?」
私はキョロキョロと周りを見渡した。
するとお兄ちゃんを見つけ、私達はお兄ちゃんに近づいた。
「お兄ちゃんって、えっ!?
それお兄ちゃんが全部取ったの?」
お兄ちゃんは袋を持っていて、中にはぬいぐるみとか、お菓子とか色々入っていた。
「ああ!すげぇだろ?伊織とサツキにやろうと思ってな!昔から得意なんだよな!」
ドヤ顔で言うお兄ちゃん。
だけど私は袋の中に沢山入ってる物が気になっていた。
「お兄ちゃんありがとう!」
私は嬉しくてこうちゃんと誠の腕を離してお兄ちゃんに抱きついた。
「可愛い妹と彼女の為だしな!でも伊織が好きなお菓子があるからそれはいくらサツキでも譲れないぞ?」
「わかってるって!」
「ぬいぐるみとか伊織はいらないかもしれないけど今度、伊織を家に連れてくるから二人で選べよ!」
私はこうちゃんと誠の存在を忘れてお兄ちゃんと話していた。
そして私達はダーツをする事になったが、私はした事ないし後で見ていた。