秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜




そんな俺達を見たサツキは言った。


「二人共、喧嘩は止めてよ!」


だけど俺達は睨み合ったまま。


そして俺はプリクラ機の画面に向かい、写真を選んで決めた。


「お、おいっ!何してんだよ!」


「何って写真を決めたんだよ!仮にお前がサツキを好きでもサツキは渡さないから!」


俺は光輝の目を見て言った。


それに怒った光輝はプリクラ機の外へと出て行った。


ガキみたいかもしれないけど、光輝にサツキを渡したくない。


俺とサツキはプリクラ機の外に出て、プリクラが出来上がったのをサツキは見て、顔を赤くしたと思ったら、急いで鞄の中に直した。


その後は皆でゲームセンターを出たけど、何も知らない優さんだけ元気で、光輝も俺も優さんに話しかけられたら普通に笑顔で答えていたけど、サツキはどうしたらいいのか分からないと言う顔をしていた。






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