可愛い俺の仔猫ちゃん
「大丈夫だよ、月陽は任せろ」
「うん、頼んだ!」
「気をつけて」
「ん!じゃあな!月陽のこと襲っててもいいよ!」
兄として有り得ない発言を残して空月去って行った。
「さてと、月陽さんはどうなってんのかな」
月陽の部屋に入ると荒い呼吸で苦しそうな月陽の姿があった。寝苦しそうだ。
「翔ちゃ…?」
部屋に入った翔輝に気付いた月陽。眠っていなかったみたいだ。
「ん?俺が看病するからね」
「空月行っちゃった…」
寝ているから涙が横に流れている。
「俺がいるから大丈夫だよ」
「うん…っ」
「何か食べたい物とかある?」
「んーん、いらない」
「薬は?」
「飲んでない」
「解熱剤だけ飲んでまた眠れる?」
「ん、平気。寝たら治る…!翔ちゃん、学校行って…」
「今日は行かないよ」
「だめ、でしょ」
「月陽に何かあったら俺が無理。俺、薬持ってくる」
「ん」
空月と月陽の家をしっかり知っている翔輝は薬の場所も分かっていた。
「月陽、飲める?」
「うん、ありがと」
「うん、頼んだ!」
「気をつけて」
「ん!じゃあな!月陽のこと襲っててもいいよ!」
兄として有り得ない発言を残して空月去って行った。
「さてと、月陽さんはどうなってんのかな」
月陽の部屋に入ると荒い呼吸で苦しそうな月陽の姿があった。寝苦しそうだ。
「翔ちゃ…?」
部屋に入った翔輝に気付いた月陽。眠っていなかったみたいだ。
「ん?俺が看病するからね」
「空月行っちゃった…」
寝ているから涙が横に流れている。
「俺がいるから大丈夫だよ」
「うん…っ」
「何か食べたい物とかある?」
「んーん、いらない」
「薬は?」
「飲んでない」
「解熱剤だけ飲んでまた眠れる?」
「ん、平気。寝たら治る…!翔ちゃん、学校行って…」
「今日は行かないよ」
「だめ、でしょ」
「月陽に何かあったら俺が無理。俺、薬持ってくる」
「ん」
空月と月陽の家をしっかり知っている翔輝は薬の場所も分かっていた。
「月陽、飲める?」
「うん、ありがと」