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「じゃ、じゃあ!俺からも依頼したってことで!!」

優太は必死だった。自分の事を傷つけろと言っているのに。


それだけ、優太さんにとって夏美さんさんは大切な存在だったんだ。



「正直…こんなケースは初めてです。すごく戸惑っています‥‥。
でも、それだけ夏美さんの事を想っているってことですよね。」

大丈夫、深呼吸。深呼吸。

「私が、私が…なんとかします!」

ホッとした顔で、いまにも泣きそうな笑顔で優太は

    「ありがとう....ありがとうございます!」

と言った。


そして優太は教室に向かう階段を早足でのぼっていった。

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