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『玲奈ちゃん。』

名前を呼ばれて振り返るとそこにはあの時助けたおばあさんがいた。

『おばあさん…。どうして、ここに?…ここは…どこ??』

周りを見渡すと真っ白でふわふわしてて、なんだか眩しかった。

『ここはね、玲奈ちゃんの夢の中だよ。』

夢の…中?

『ねえ、おばあさん。じゃあなんでおばあさんが私の夢の中にいるの?』

『それはね、玲奈ちゃんにある事をお願いしたいからなんだよ。』

お願い…?

『わ、私でよければ、なんでも聞くよ?』

そう言うとおばあさんは微笑んで話し始めた。

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