GOLD BOY〜不良彼氏〜
葵に許可を取ってもどうにもなんないんなら隠し通すしかない。
葵だって長谷川舞子とのこと何か隠してるんだもん。
お互い様でしょ。
「あたしに任せて」
慎悟くんに得意げにそう言うと、慎悟くんは一瞬頭に?を浮かべたが、私を信じてくれるのか
「じゃあ任せるね」
爽やかスマイルを見せて、騒いでる友達の中に入っていった。
任されたからには頑張んないと。
葵にバレないようにしないと。
だって一つ質問するだけだし。
別に2人でイチャイチャしようってわけじゃないんだし。
ただ気になるから聞くだけだもん。
慎悟くんとの作戦会議も終わり葵のそばに行こうとすると、
ソファに座る葵は、近くの床に座ってる男子2人と楽しそうにバイクの話をしてた。
その雰囲気に入りづらい私は葵の隣が空いていたため、ソファにちょこんと身を縮めて座った。
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