GOLD BOY〜不良彼氏〜
2年間の短大に行くことに決定した。
話し合いには、葵が廊下で待ってるのが嫌だと言うから参加してて
大学は出といた方がいいと言われたから、2年間と短い大学に行くことになった。
そして進路が決まると、たくさんの短大が載ってるパンフレットを渡され、
あっさりと帰らされた。
そして、その日もまた葵は私の家に泊まり、夜一緒にベッドで寝ていると葵の携帯が鳴った。
着信音からして私も電話だと分かり、携帯越しに聞こえた声から、電話の相手は舞子さんだと分かった。
舞子さんは会って話してる時は落ち着いているのに、電話の時は別人のように声が大きい。
だから私と話してるわけでもないのに、舞子さんの声がはっきりと聞こえた。
………話の内容は、私からしたらあまり良いとはいえないもので、
彼氏の誕生日にプロポーズするつもりだから、葵に一緒に誕生日プレゼントを選んでほしい、という内容だった。
もうプロポーズすることは決めてるらしくて、舞子さんの声に迷いは無かった。
覚悟が出来てるって感じで、舞子さんが相当彼氏のことを好きなんだなって分かった。
舞子さんと葵を2人きりにするのが不安じゃないって言ったら嘘になるかもしれない。
けど、前と比べたら不安の大きさは断然小さい。
たぶんそれは、舞子さんの彼氏に対する本気さと、葵の助けたいと思う気持ちからだと思う。
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