GOLD BOY〜不良彼氏〜



はっ!言ってやったし!

はっきり言ってやったし!

顔赤くしてんじゃないの?

はっきり言われて、葵のやつ恥ずかしがってるんじゃないの………



という私の予想はハズレた。



「今日は我慢しようって決めてたけど止めた」

「…へ?」

「城人に美鈴の声聞かせたくねぇけど、」

「…は?」

「緑もうすぐ帰ってくるから無理かもって思ってたけど、」

「…ちょっ」

「理性切れた」

「…待っ」

「もう我慢出来ねぇ」



そう言ってヤる気満々の葵は、私のブラウスの中に手を滑り込ませた。



「30分でヤる」



私の耳に顔を近付けて、甘く囁く。



「やっ…待って…」


「声、我慢しろ」



必死に抵抗してみたけど、葵の甘い囁きに私の理性も少しずつ切れ始めてて………



結局、葵に本当に30分間、声を我慢させられた。



.
< 300 / 459 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop