一度だけでも貴方の胸に…
初恋
恋って苦しいわね。

実はー!

私達は王様に恋してまーす。

もー。大好き!ってわけではとりあいず私ミチョルは違うんだー。サリネはそうかもってことよ!


『おはようございまふぅー。ミチョルいますか?』

サリネ。


『おーーい。サリネ!』

『ミチョルミチョル。大変!』

『えー?何がぁ?』

『とにかく来てきて!』

ガチャン

『どーしたの?』

『ミチョル。知らないの?』

『は?』

『王様が世子誕生のため側室を募集するんだって!』

『あーそう。ウッソ!!!』

『私達も審査会行かない?』

『行こー行こー。って審査会って何すんの?』

『だーかーら、可愛いお嫁さん選びよ。うちらは、結構仲良しっぽいし。有利よ!』

『で、いつなの?』

『今日のお昼からだから…あと一時間後よ!』

『持ち物は!?』

『普通に行けばいいと思うよ。向こうで服は用意してくれてるらしいし。』

『オオー。ジャーね。サリネ!』

『早くしないとー』
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