王太子殿下の妃になりました
訳もわからず困って書類を見つめ、シオンに視線を向ける。

シオンはジュリアの膝の裏と背中手を当てると自分の膝の上に横向きに座らせると
ジュリアは座高が高くなり、シオンを見下ろす形になり、恥ずかしさから俯く。

「ジュリア、俯かずに私を見て下さい」

シオンはジュリアの頬に手をやり、撫ぜながら顎の部分でてを止め、人差し指と親指で、またもやジュリアを自分の方に向かせた。
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