真実or偽りのstory~元姫の思い~
悠side

ある日おれは、忘れ物取りに
教室に向かった。
そして、ドアを開けようとしたら
聞こえてきたんだ。
おれは、聞くつもりはなかったが
そこには、あいみがいて、そして
俺に関する話が話題になっていたから
ついつい、盗み聞きしてしまった。
その時俺はもう既に隼人が総長とする
紅欄に入っていたんだ。
だからだったんだよな。

女「いいなぁ。あいみ」

あ「なんで?」

女「だって、彼氏が悠くんだなんて」

あ「いいでしょー!あいみの自慢の彼氏なんだぁ!いつも守ってくれるの!」

女「羨ましい!あの総長の隼人様とも仲良くできるだなんて」

あ「そうなんだよ。本当は、悠じゃなくて隼人くんの彼女が良かったんだよ。だって、強いし総長だし?」

女「えー。でも紅欄の幹部だよ?それだけでもいいじゃんー!」

あ「まぁねぇ。紅欄の幹部じゃなきゃ悠なんてどうでもいいわよ!」

女「うわー。あいみひどいキャハハ」

なんだよ。これ。紅欄なら
誰でもいいって
そこで俺は帰った
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