【短15P】私はお父さんが嫌いだ
私のお父さんは、
小さい頃の妹と私に腹が立ったら殴っていた。
5歳と7歳の姉妹の私たちは、プチ反抗期だった。
いつも、お父さんは妹だけを、えこひいきしていた。
小さい頃なりに、私は甘えたかったんだと思う。
妹は、いつもおんぶされたり、だっこされたり、いつもお父さんと一緒にいて
可愛がられていた。
私だって「だっこ、だっこ!」ってお父さんに甘えたら、してくれる。
ううん、ただ、普通に喜んで私を抱っこしてくれていた。
そう、そうなんだ。
優しいお父さんにも、すこし、黒があっただけ。
私たちが反発したら、お父さんは私達を殴る。
とくにあんなに可愛がっていた妹を。
蹴ったり叩いたり髪を引っ張ったり…
私たちはギャーギャー泣きわめく。
すると、お父さんはバンッとドアを閉めて部屋に閉じこもる。
私たちは、泣きながら私はお母さんのとこに行って、泣いた。
今のお母さんのことが、大好きで大好きでしかないのは、きっとこの幼少期のことがあったかラだと思う