茶髪くんと日陰ちゃん






朝起きてリビングに行くと…







「あれ、日景お出かけ行くの?」







基本家から出ない私が降りてきた私を不思議そうに見る。







「あ、うん。

ちょっと遊びに…」







行ってくる、までが言えずに私は止まる。








しまった…







「えーー!!!


誰と行くの??
お母さん知ってる?」







基本どこにも行かないから驚くお母さん。





黙ってればよかった…









「あー…お母さんは知らない」







嘘、本当は知ってるけど…









私が風間君のこと苦手って昔から知ってるお母さん。






言ったらどんどん質問されそう…。











「でも…その格好で行くの…?」








お母さんの一言に私の動きは止まる。









そ…そんなにダメかな……?












< 109 / 280 >

この作品をシェア

pagetop