茶髪くんと日陰ちゃん
「恭は物珍しくてあんたといるだけ。
自惚れたりすんなよ」
そう言って3人の女の子達はトイレから出ていく。
物珍しい………か………。
「そ…だよね……。」
確かに言われてみれば分からなくもない…。
風間君と私は正反対だし…
風間君はかっこよくて私は全然…。
物珍しくて私に構ってるだけ……。
そう考えれば私の目から涙が零れる。
「風間君…っ…
私………」
風間君が好きみたいです…………。