茶髪くんと日陰ちゃん
「好きだよ。
俺と正式に付き合いましょう〜!」
風間君には似合わない敬語で…
なんだかおかしくて笑えてしまう。
「風間君敬語似合ってないよ」
クスクスと一人笑う私を見て…
「うるせーぞ。
そんなのどうだっていいだろ!」
風間君も笑いながらそんな事を言う。
「はー…よかったよかった!
日景のセカンドキスはまた俺のものだな!」
上機嫌で話す風間君の言葉にふと疑問がわく。
…セカンドキス……?
「セカンドって…2…だよね?」
私…キスなんてしたことないけど…
「ん………?
…覚えてねーの!?」
風間君の顔が一気に驚きの顔に変わる。