茶髪くんと日陰ちゃん
「お…覚えてるもなにも…記憶にない…」
風間君はポカーンと口を開けていて…
「なんだそれ。
小学生の時にしただろ〜!」
風間君はそう言ってるけど全然思い出せない私。
小学生の頃…?
………全然わからない…!
「本当に日景はバカだな。」
今バカは関係ないのに…っ…!!
「でもまぁ…一回目も二回目も俺なら俺はいいんだけど」
そう言って風間君は私の髪の毛に触れる。
その仕草についドキッとしてしまう私。
「好きだからな」
そんな甘い言葉が振ってきたと同時に私の唇に重なる風間君の唇。
ドキドキしながらも私は夢中で風間君を受け入れた。