茶髪くんと日陰ちゃん
「ハァッ…ハァッ…」
小走りで教室に向かった私は息が切れてる。
運動不足だ…。
体育の授業以外で走ったりすることないからすぐに疲れちゃう。
部活でもしてればまたちがかったんだろうけど…
教室の前まで来て私は止まる。
息が整ったら中に入ろう…。
そう思った時教室の中から声が聞こえる。
「おい恭〜
どうなんだよ?」
誰か男子生徒が風間君に話しかけてる。
深呼吸をしながら私はその話の内容に耳を傾ける。