茶髪くんと日陰ちゃん






「べ…別になにも…」








そう私が言えば遠原君はクスッと笑って…













「恭と何かあったんじゃないの?」












直球な言葉を投げかけてくる。









なんで遠原君がそんな事わかるのか…








キラッと遠原君の耳のピアスが太陽の光に反射して眩しい。











「前驚かしたお詫びに話聞いてあげる」













そう言って私の腕を引っ張ってどこかへと連れていく。









遠原君に話してもいいのか…











迷ってしまう…。













< 187 / 280 >

この作品をシェア

pagetop